ジョハンナの30日間クリエイティビティ⑩ (最終日)

 “毎日最低10分を30日間続けてみる”がコンセプトの「ジョハンナの塗り絵アクティビティブック」──いよいよ最終日となりました。

30日目に選んだのはこれ。文字だけのページです。
「完璧さより前進を」

このぬりえブックには、こういう文字だけのぬりえが幾つかあり、その言葉に込められたジョハンナさんのメッセージが添えられています。

完璧を目指して実践するのではなく、進歩することを目的として実践すること。そのためには、まず前に進むこと。その過程で少しでも前よりよくしていく心がけを持ち、それを積み重ねていくことのほうが、完璧であろうとすることよりも大切なことである。
私は、この言葉をそんな風に受け止めました。

そして…
ついにハビットトラッカーが全部埋まりました👏

最初は1日も欠かさずは無理かもなーと思っていましたが、数日、少ししか時間がとれなかったり気乗りがしない日はあったものの、概ね楽しく完走することができました。
特に最後のほうは、すっかり習慣づいた感じがあり、やっているうちにどんどん楽しくなってきました。
早くも次は何を塗ろうかなという気持ち。これぞ、やる気は待っていても湧いてこないが、実際にやり始めれば湧いてくるものだ、というあれでしょうか。
まさにそれこそがこの本のテーマであり、まんまと楽しく術中にハマったのかもしれません。
このぬりえブック、試してみて良かったです。かなりお薦めです。

【おまけ・31日目】

30日目に、これとどっちを塗ろうかと迷ったページ。
文字だけのページは大抵植物をあしらっているか、文字に模様がついているという形なのですが、これは何でしょうね。石?でも植物っぽい部分もあります。
わからないので、どう塗ろうか迷ったのですが、単語がちょうど7つ並んでいるので虹色で塗ってみました。
「ハッピーだけを集めて」

人生は短いのだから、心が喜ばないことに時間を費やすのはもったいない。
この30日間チャレンジも、もし途中で行き詰まってしまったら、気分転換をしたり新しい画材を試してみたり…楽しくなる工夫をしてみて、それでもピンとこなかったら心機一転別のページに取り掛かればいい。
好きなページの好きなところから、好きな分だけ。
いくら“チャレンジ”だからといって、楽しくなければ意味が無い。チャレンジが負担になるくらいなら、いっそ本を閉じてしまっても。
“クリエイティブな実践”は自分の心が喜ぶことだけを選んで。

──ジョハンナさんのメッセージは、30日間のワークについて語っていますが、これは他のことにも言えること。
もちろん実人生では、見たくないやりたくないからといって、避けて通ることはできないこと(避けて通ってはいけないこと)も沢山ありますが、何も趣味にまでそれを持ち込む必要はないですよね。
私は元々、好きなページから始めて塗りたいと思うページだけを塗っていましたが、それでも手をつけたページは最後まで仕上げなければと、どことなく思っていたかもしれません。仕上げずにやめてしまったものを『挫折したページ』と思っていました。
それがこの「塗り絵アクティビティブック」では、1日に塗るのは最低10分。10分では到底仕上げることはできませんから、続きはまた明日となるわけですが、そのペースでは30日間ずっと同じ絵を塗り続けて終わってしまいかねません。本人がそうしたければ、それもいいのでしょうが、私はそれでは何となくもったいないし、面白くない気がしました。なので、あっちのページ、こっちのページを行ったり来たり。始めからそのつもりでやると、何故か気持ちがとても楽!
それで私は、何だか知らないけれど何か『ねばならない』感じに縛られていたのかも?と気がついたわけです。もう今後はどんどん色んなぬりえの色んなページを行ったり来たりする所存 笑
それにこれは不思議なんですけど、そういう心構えでやるほうが寧ろ1枚の絵を飽きずに塗り続けられるような気がします。まあ或いは30日間継続したことで多少根気が養われただけかもしれませんが。

「ジョハンナの塗り絵アクティビティブック」は、ひとまずはここで区切りとしますが、30日間チャレンジでなくとも今後も少しずつ塗っていくつもり。そうしたらまたここに上げたいと思っています(誰も見ていないだろうけども😆)。
ではでは。




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