せきぐちよしみさんの「夢の国への旅」の続きです。
物語仕立てのこのぬりえ本。今後の展開に絡んで来るらしい、室内に置かれた品々を意識しつつ塗って来ましたが、主人公の女の子とお供のテディベアのいるエリアはこの見開きページの中でもやはり一番重要。それ故、最初にベッドを塗った以外はなかなか着手出来ませんでした。でも、いよいよ塗っていきます。
まずは天蓋カーテン。
天蓋とベッドカバー、手前のテーブルクロスを何色で塗るかをずっと迷っていたのですが、天蓋はこんな感じになりました。
その他の細かいところを少しずつ塗っていき…
結局、テーブルクロスはピンク系のグラデーションに。
最後に残った難関はベッドカバーです。
何色で塗るにしても一色で塗ってしまうと、のっぺりしてしまい、手前の景色に対して背景のようになってしまうような気がして。
皆さんはどのように塗っておられるのだろうかと検索していたところ、出版元であるグラフィック社のツイートが流れて来ました。
同出版社は、このぬりえの塗り方についてのアイデアやテクニックを実際に塗って見せてくれているのですが、丁度この時のツイートは右半分のページに関するものでした。
それが、こちら↓。スレッドの下のほうのツイート。
物語のあるぬりえブック 夢の国への旅🌟
— 60周年 グラフィック社/大人の塗り絵・コロリアージュ・お絵描き (@hanazono_nurie) November 5, 2022
スレッドの上のツイート↑と同じ方法で、まず最初にひとつの色で全体の陰影をつくってから、他の色を重ねる方法で塗ってみました🎠
陰影のある塗り方にしたい方、色彩に統一感をもたせたい方におすすめです👍️#大人の塗り絵#せきぐちよしみ#夢の国への旅 pic.twitter.com/3W8ShRsGXU
いやー、私は上手な方々の作品を見ても「すごい!」「世の中には上手な人がいっぱいいらっしゃるなー」「参考になるー♡」とは思っても、それと自分を比べて落ち込むというようなことはあまり無いほうなんですが。これを見た時には若干凹みました😅
中の人は「こんな塗り方だと簡単に手早く、いい感じに塗れますよー」的な雰囲気を出してますが、これが出来るなら世話無いといいますか、これはかなり“描ける”人でないと出来ないテクニック。とてもじゃないけど私レベルでは真似っこさえも出来ません。
私がちまちま塗って来たものが、上手い下手というよりも急に稚拙なものに思えてしまったのでした。
ま、次の日には気を取り直しましたけども。
実はベッドカバーは、かなり早い段階でパッチワーク柄に塗りたいと思っていました。そうすれば、のっぺりした感じにならないのではないかと。が、人が寝ている状態でのパッチワークの柄を不自然でなく描くのが難しくて…。
やっぱり一色で塗ってしまおうかとも思いましたが、塗り始めてからはや1ヶ月以上、とにかく塗り終えてしまいたい気持ちもある一方、ここまで来て適当に終わらすのも悔いが残るというか(たかがぬりえで大袈裟ですが 笑)。
とりあえず1回チャレンジしてみようと、うっす~くシャープペンシルで下書きしてみました。駄目だったら消せばいいのだし。
見えます?
無理せず、なるべく簡単に。襟元は折り返してる風?にして、柄を入れないことにしました。
おそるおそる色をのせて…
こんな感じ。
たったこれだけのことに、結構手こずってしまいましたね。
下書きの際に、ちょこちょこ描き直したせいもあるのか少しきめが荒い感じになってますが、布地の風合いってことにしておきます。
まだ塗っていなかった細かいところも、ひと通り塗り終えて、あとは影をつけたり、先に塗ってやや薄くなってしまったところなどを調整していく作業に入ります。
あと、もう一息!
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