先月、トンボの色辞典セレクトセットを買うついでに、コーリンの色鉛筆も買ってみました。今回はお試しなので、まずは12本24色セットを。スタンダードな色味ということでNo.785タイプにしたのですが、今にして思えば白・金・銀は要らないので、No.787タイプにすれば良かったかも。
No.787の軸は六角ですが、No.785は丸。
1本で2色になっているタイプ。
芯は削られていないので自分で削ります。
意外と言ってはなんですが、木軸は思ったよりスムーズにシュルシュル削れました。
こんな感じ。
写真を撮る前に少し使ってしまったので先が減っています。
削るのに使用したのは、ステッドラーのミニ鉛筆削り。
コーリンは芯が柔らかく折れやすい、時には削っても削っても崩れるものもあると聞いていたので少々不安だったのですが、気をつけながら作業した結果、少なくともこの時点では1本も折れませんでした。
中には芯が真ん中から少しズレているものもありましたが、価格を考えれば許容範囲かもしれません。
取り急ぎコピー用紙に色だけ塗りました(白は枠だけで塗っていません)。
①②段目と③④段目が、それぞれ白&黒、オレンジ&黄緑と2色で1本になっています。
聞いていた通り、明るい発色ですね。軽やかな色合いで、いい感じです。
但し金と銀(③段目の右端2つ)は金色と銀色としては使えなさそう。でもまあ、金と銀は他のメーカーでもそんなに鮮やかに発色するものは少ないですし。それよりも、ここで芯折れが続けて発生。色は銀と灰色。いずれも紙に当てて軽く塗り始めたところでポロっと。
削った時に実は折れていたのかもしれませんが、折れた芯の断面を見るに芯の密度がやや低い感じ?これが製品のバラつきによるものなのかどうかはわかりません。
今まであまり柔らかい色鉛筆は使ったことがないので想像でしかないのですが、いわゆる高級ブランドの色鉛筆とは柔らかさの質が違うのかもしれないなとも思ったり。
と言っても、品質が悪いという意味では全然ありません。むしろ、コストを抑えながら安かろう悪かろうにならないギリギリの範囲内での最高の品質を実現しており、単に安価なだけの商品とは一線を画している感じです。
で、投稿の順番が前後しましたが、コーリンだけで塗ったものが前々回あげたこちら。
使いごこちは、なかなか良かったです。
ちなみに普段メインで使っているのはファーバーカステルのポリクロモスなのですが、それよりは柔らかいけれど柔らか過ぎず、重ね塗りも混色もそこそこいけます。価格を考えればかなり優秀。
近々、もう少し多色のセットを購入しようかと思っています。
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