昨年はぬりえ熱が再来して以降、三菱uni No.888(36色)、トンボ色辞典セレクト(36色)、コーリンNo.785(60色)と3セット(コーリンは60色の前にお試しで24色セットも買っているので厳密には4セット)の色鉛筆を買いましたが、年明け早々、今度は無印良品の60色セットを買ってしまいました。
※この写真1枚のみmuji.comから
無印良品の商品は、ほとんどOEM(既存のメーカーが無印用に製造している)らしいですが、製造元はオープンになっていないので“日本製”とだけ表記されています。
色を識別する手がかりは、芯の色と端っこに刻印された小さな銀色の数字だけ。
それが筒に入っているので、そこは自分で何か工夫をしないと少し使いづらいかも。
中心から芯がずれているなどの目立った問題はありませんでした。
比較的安価なものであっても基本的なクオリティが担保されているのは、国内メーカーの利点であり安心感ですね。そういうところでノーストレスなのは、ほんとありがたい。
カラーチャート
コピー用紙にざっと塗ってみました。
封入されていた一覧表によると、赤い丸が付いているのが12色セット、青い丸が36色セットに入っている色とのこと。
全体に明るい色合いですね。同じく明るい色が揃っているコーリンが元気な明るさなのに対して、優しい明るさとでもいいましょうか。
ポリクロモスは全体に落ち着いたトーンだったり、それぞれのお国柄が垣間見えるようで面白いです。
余談ですが、日本の学童用のクレヨンや色鉛筆は以前は(今はどうなのかわかりません)落ち着いたトーンのものが多く、対して海外のものは明るく濁りが無いと言われていたりもしました。“海外”という括りもざっくりし過ぎていますが、例えばアメリカのクレヨラなどはまさにそんな感じですね。
無印良品の色鉛筆の塗り心地は、手持ちのものとの比較では三菱No.888より柔らかく、色によってはかなり滑らかです(この辺はどのメーカーでも同じですが、色によります)。いわゆる塗りカスはそこそこ出ます。
全体の感触としてはコーリンに似てなくもないですが、それよりは硬めといったところでしょうか。まだカラーチャートを作っただけなので、実際に使ってみてどうかは追々…
こんなに安い色鉛筆ばかり幾つも買ってどうするのかという話もありますが、これらの色鉛筆、意外に“使え”ます。用途に合わせて使用すれば、かなり重宝。
それともうひとつ。高価な画材を使わなくてもここまで楽しめる、ということを実践したい気持ちもあって。
ブランドものの色鉛筆が優れて使いやすいのは、長年使っているポリクロモスで体験済み。様々なものを使ってみた結果、品質の高い高価なものに行き着くというのもわかります。
ですが、結局は高いものを買わなければ…みたいになってしまうのにも抵抗があるんですよね。
特別な準備や資金がなくても手軽に始められるのが、大人の塗り絵という趣味の良い点だったはず。
それに実際、上手な人が学童用の色鉛筆で塗ったもののほうが、私がポリクロモスで塗ったものより百倍素晴らしいわけですし。
なので、私は今後も積極的にリーズナブルな色鉛筆を使って精進していく所存です(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
とか言っておいて、幾らも経たないうちに「◯◯◯の百数十色フルセットを買いました~!」みたいなことを書いていたら、ごめんなさい 笑
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