ステッドラーの学童用ライン、“ノリスクラブ”シリーズ。それの水彩色鉛筆を買ってみました。
このシリーズではほかに、消せる色鉛筆を持っています。ネット上の評判はあまりよろしくない、この消せる色鉛筆。確かに色は薄いですが、大まかに色を決めたい時などに仮に色を置いてみたり、模様を描き込みたい時の下書きに重宝しています。
何より、1本1本に付いている消しゴムがよく消える(笑)。消せる色鉛筆以外の色鉛筆に使っても、色鉛筆用消しゴムとして売られているものより消えます。
ですが、これが意外に使えると聞いて。初心者的にはこれで十分なのではと思って試してみることにしました。
日本語のビニールパッケージから出すとこんな感じ。紙の箱に何の仕切りもなく、2列に並んでいます。ドイツ製です。
ちなみに色鉛筆自体には、色名はもとより番号すらも振られていません。
日本語の外装パッケージに、便宜的に印刷されている色名だけが頼り。
カラーチャート。
はみ出してるし、全然上手く塗れてないしでちょっとアレですが、大体こんな色味だよー、ということで。
チャートを作り始めて気づいたのですがこれ、どれがどの色だったか見失わないためには、その場で何らかの印をつけておかないといけません。
とりあえずネームシールに外装パッケージに印刷された色名を書き、細く切ったものを都度貼り付けていくことにしました。
こんな感じで。
この上から更にセロテープなどを貼って保護したほうがいいと思いますが、若干力尽きたのでまずはここまで。
カラトアクェレルとの比較(扱い方が下手なのは御容赦ください😅)。
左側がカラト、右側がノリス。カラトの2(red)、3(blue)、5(green)とノリスの赤、青、緑を比べてみました。溶けやすさ、のび、発色ともにカラトのほうが良いのは当然として、ただその差は価格ほどの開きは無いように思いました。
青がノリスのほうが薄いように見えますが、ノリスには“こいあお(濃青)”という色が入っており(写真右側の一番下)、そちらのほうが色味が近い気がします。
う~ん、難しい💦
まだまだ練習が必要ですね。
そうそう、初めて水筆も使ってみました。こちらもステッドラー。
大人のぬりえに使うなら細筆がいいようです。
もう少し広い範囲を塗るための中筆は、「水量の調整がしやすくて初めてでも使いやすい」とあったのでこちらにしましたが、通常タイプ(左側)でも特に扱いにくいということはなかったので、水の漏れにくさとかを考えると通常タイプで良かったかもしれません。
筆洗用の水入れが要らず、違う色を使う時もティッシュやキッチンペーパーでちょっと拭き取るだけですぐキレイになるので便利。
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…というわけでノリスクラブの水彩色鉛筆、リーズナブルで、趣味のぬりえに使うなら十分だと思いますが、最大36色までしかないのと、紙箱&色番号などが無いという点で多少手間がかかるといえばかかります。
なので、お財布に余裕があって、尚且つ手間なくすぐに使えて補充もしやすいほうがいい!という人は、最初からカラトアクェレルでいいのかもしれません。私はノリス(と、いつ買ったか忘れたカラト12色)で頑張ります😊
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