ジョハンナ・バスフォード「ちいさな宝箱」(Small Victories)

ジョハンナ・バスフォードさんの新刊「ちいさな宝箱」(原題:Small Victories)──最初に選んだ1枚、蝶々のページがようやく完成しました。
完成日は昨日、2023年11月11日。途中、塗らなかった日が2日くらいあったものの、なんだかんだで10日くらいかかってしまった。


一応、途中経過も。

と言いつつ、ここまでしか撮ってないという(笑)
背景は塗るか迷いましたが、結局このように。
ベタ塗りだと調和しないような気がしたので、円の内側は水彩色鉛筆を水無しで3~4色使って、ぼかしました。


この「ちいさな宝箱」、最初は買うつもりが無かったのですが、ジョハンナさんの公式チャンネルで全ページ紹介してくださっているのを見たら、やっぱり欲しくなってしまって。

こちらです。
サムネイルがうまく表示出来ないけど、機能はするはず😅

ほかの本と違って、塗り絵本は塗りたいイラストがどれくらいあるかが大事なので、ネットで買う場合もやはり中身を見てみたい。
海外の塗り絵本はこのように“Flip Through”といって、全ページ動画で紹介されているものも多く、ジョハンナさんみたいに公式でやっているもの以外は厳密に言えば著作権違反なのでしょうが、正直なところそれを見て購入を決めたものが何冊もあります。
見ちゃうと欲しくなっちゃうんですよね。見ていなかったら、多分見送っていました。

ところで、公式で紹介しているのは当然ながら原書。もう皆さん御存知でしょうけど、日本版はこちら↓
カバーを外すと内側にも線画が♥️

原書

私は原書の色合いが好きだったので、日本版のピンクもそれはそれでとても可愛いけれど、なぜ敢えてピンクなのかなとは思っていました。
実際に手にしてみて納得。今回、装丁に箔押しが使えなかったのですね。
おそらく、円安&原料費高騰の折り、価格設定とかなんとかオトナ ノ ジジョウでは…
確かに今回、従来の大型本(例えば前作、前々作の「ジョハンナの塗り絵アクティビティブック」や「不思議の部屋」)と同じ価格で行けるかと言えば、出版社的にはこの判断もやむ無しかも。ピンクとブルーの配色は努力と工夫の表れだったのですね。ふぇ~ん、かなしい💧
株価はバブル以降の最高値とか言っていたような気がしますが、庶民の果てまであまねくゆとりあるお金の使い方が出来ないなら、それは景気が良いとは言わないし、かなしいかなそれが今の日本なのですね。

…というわけで、塗り絵から日本の経済に思いを馳せたところで?今回はここまで。
実は「もう、当分買わない」と言いながら、例によってこの後、また新しい塗り絵本を買ってしまったのだった😄



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