子ども用クレヨンで有名な"クレヨラ(Crayola)"の色鉛筆。
クレヨン同様、いかにもアメリカらしい明るい色合いが魅力と聞いて、以前から興味がありました。
ただ、ネットの口コミやレビューを見ると賛否両論。安かろう悪かろうだという人もいれば、値段を考えるとそんなに悪くないという人もいて。
あくまでも子ども用―しかも激安なので、使い心地はまあそれなりだろうとは思いつつ、とにかく自分で試してみることにしました。
お試しなので、とりあえず50色セットを。
Amazonにて2585円(2025年7月26日現在の価格。これを書いている8月7日には税込2089円になっています😂)。激安といっても日本で買うと、言うほど安くはないですが。
開封すると、こんな感じで2列に並んで入っています。
(この写真、先端恐怖症の方には良くないかもですね。ごめんなさい)
ちゃんと50色入っていました。見たところ芯折れも無し。
状態に多少バラつきはありますが、それは想定内。
コピー用紙でザッと作ってみたカラーチャート。
写真ではわかりにくいですが、金色と銀色は色は暗めであるものの意外にしっかり塗り込めます。
イメージとしては、無印良品の色鉛筆みたいな明るさにアメリカンポップなカラーセレクトを想像していたのですが、思ったより落ち着いた色合いだな、という印象。逆に考えれば汎用性があるとも言えます。
描き心地については、メーカーの説明では"柔らかくクリーミー"と謳われていますが、実際にはそれほど柔らかさは実感できないかも。比較的薄づきというか、率直に言ってしまえば色乗りがさほど良くないせいかもしれません。ただ単色であれば、それなりに塗り込むこともできます。
またクレヨラ色鉛筆は、時代やセット内容によっても生産国が違ったりするようなので、それにより色調や描き心地が変わっている可能性もありますね。ちなみにこちらの50色セットは、Made in Brasilでした。
総じて言えば、そう悪くはないと思います。
なんせ本国アメリカで買えば、50色セットで10$しないこともあるようですし、価格を考えたら安かろう悪かろうとまでは言えないでしょう。
子ども用でありながら最大180色ものセットがあり、子ども用であるが故の安全性も担保されています。
ただ日本を含め海外で買うとなると少し割高になってしまうため、この価格(50色セットは平均して2600円前後)で敢えてこの色鉛筆を選ぶ理由は、特にクレヨラに思い入れがあるとかでなければ、そう多くはないかなというのが正直なところ(個人的には色がもうちょっと想像通りだったら全然アリですけど)。
例えば国内の商品で言えば、無印良品の色鉛筆が60色で2090円なわけですが、どちらかひとつだけを買うとしたら断然無印良品かな、といった感じではあります。
なので、良いものを厳選して持ちたい人には、わざわざおすすめはしませんが、色々と試してみたい人にとっては、それなりに楽しめる品質なんじゃないかなと思います。
その際、お財布と収納スペースに余裕があるなら、最初から100色以上のセットを買ってもいいのかもしれない。…というのも、50色だと必要な色はひと通り揃うものの、先程も書いたように割と落ち着いた色合いで、クレヨラならではの雰囲気はあまり感じられないので。もしかしたら100色以上あれば、明るい中間色も増えて個性がはっきりするのかもしれません。
今回はカラーチャートを作っただけなので、実際に塗り絵に使ったらどんな感じなのかは、また後日。
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